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私の友人でアトピーをすごく改善した女性がいて、ぜひ今アトピーで悩んでいる方にむけて、彼女の体験や実践談をお願いしたのですが、私自身とても勉強になりましたので、皆様にも紹介させていただきます。これはあくまでも彼女の体験談なので、すべての人がそのまま同じ事をしたら必ず改善されるというものではありませんが、参考になる事が沢山あると思い紹介させていただきますね。
以下彼女(30代、女性)の体験談です。↓
私は子供の頃からアトピーで肘膝ウラ、耳にでていました。非ステロイド系の薬を、気になるときに塗っていました。この10年は薬は使用していませんでした。
2007年より玄米菜食に出逢い、ジャンクフードもたまにとりつつ、ゆるやかに実践はじめていました。
2010年秋より目と口の周りにも出始めたので、2011年正月明けより、断食や、玄米菜食で少食を1月程実践していたところ、好転反応でかなりのデトックスな1年となりました。
その時の体験記のようなものも書き出してみました。とりあえず、実践したことを 1. ひどかったときと 2. 今もしていること、実践してよかったと感じること、また、その方向でしようとしていること。にわけて書きますね。
1. ひどかったとき
- お手当-
肝腎脾お手当(生姜湿布、こんにゃく湿布)
痒みのひどいとき、じゅくじゅくするときは、スギナ茶の湿布をしていた
-食-
どくだみ茶、まこも茶、ヨモギ茶、黒入り玄米茶のどれかを、毎日飲んでいた(沸かすときは土瓶かガラス製)
毎朝、梅肉エキスを飲んでいた
1ヶ月間、完全に甘みをとらない時期があった(みりん、レーズン、果物も)
(やはり甘みをとらないと痒みがおさまりました。甘みは菌を培養してしまうようです)
お菓子も焼くよりは、蒸したもの(体にやさしいので)
-生活-
夜中2時頃、肝臓の働くときは目が覚めてしまう日々が3ヶ月続いた。そのときはお風呂に入り、逆立った神経を鎮めた。
お風呂は1日2回くらい入る日もあった
大根干葉、干したよもぎ、マコモを入れたお風呂に入る日もあった
化粧水はびわの葉焼酎漬けの薄めたもの、酵素水(梅)を使い、良質オイルで保湿していた
神経がたかぶったら(痒みがあるとき)吐く息を意識して深く呼吸する
-その他-
東城百合子さん「自然療法」を何度も読み返し、実践しました
大分県なずな農園の赤峰さんの本も読み、食べたもの記録も2ヶ月ほど日記にしました
若杉友子さんの料理教室に行きました
(友子ばぁちゃんは京都の綾部で料理教室をしています。桜沢先生から直接教えを受け、自分を越えろと言われて、彼女なりの思想で教えて下さいます。かなり目からウロコの実践したい方法を学べるので、オススメです。
谷本篤司さん
(東洋医学の針療医。西宮の公民館などで、アロマセラピー等の方々と一緒に、母子の健康相談会を月1回やっておられます。)
2. 今もしていること、実践してよかったと感じること、また、その方向でしようとしていること。
-食-
できれば12〜18時の間に食べる
朝は排出の時間なので食べない(水分のみ)
夜は寝る5時間前までに済ます
(アトピーは腸が汚れてる人がなるので、寝ている間に浄化しやすいように)
三年番茶をよく飲んでいる
体が陽性であるように、欲しくなったら梅醤番茶や黒入り玄米を飲む
最近は米飴・みりん・レーズン・メープル
酢は梅酢(米酢を取るときは一度煮立たせる)
基本玄米or雑穀米、食べるときはよく噛む
いのち をいただいてるなと感じるモノをいただく
(なるべく地元、なるべく顔の見える人が育てて作ったり、加工、販売している)
(これは衣食住すべてに)
野草の力をいただく(食べる・お手当・お風呂)
なるべく国産・無農薬・無化学肥料・昔ながらの製法のものを(特に調味料・油は大切)
味噌(豆、麦)、醤油、梅干しはなるべく3年ものを
(都会暮らしでも手づくり出来ますよ)
でもアジアの食も好きなので、たまに作る。アーユルヴェーダや薬膳、陰陽五行も勉強しているところです。
-生活-
お風呂は半身浴で汗・毒素を出し、湯でぬらした布でこする。石鹸は使ってませんが十分です
(布はびわこ、布良(ふら)がおすすめ)
頭は、酢を薄めた湯を桶に張り、頭を入れて頭皮を揉んで汚れを落とす。(届かないところは湯をかけながら擦る)
(お好みでアロマ精油を1滴たらすと香がよいです)
歯は炭と塩で(細かくなったデンシー(茄子の黒焼)が売ってます)
洗濯も炭と塩⇒酢(柔軟剤がわり)
(汚れのひどいときは少量の石鹸も使います)
台所やその他の掃除(トイレも)も、基本は重曹・酢・塩・湯(たまに石鹸)
化粧水は何もつけないorビワ葉焼酎漬けを水で薄めたもの、オイルは昔ながらの製法で抽出された無農薬のものを。
生理は布ナプキン。(少し昔はコントロールできたそうなので、目指してます)
生理中は、特にはじめの2〜3日は、なるべく一人で心静かにいられるように心掛けています(インドや先住民族では、生理中の女性が篭るためだけに作られた部屋があったり、森に行ったりするそうです)
気がついたときには、いつでも吐く息を意識します。ふぅ〜っと長く吐ききる。
(体内の汚れを全部吐き出す〜おなかの底に溜まった感情を吐き出す〜とイメージして)
瞑想の時間をもつ(5分でもいいので)。呼吸に集中する
-本-
東城百合子「自然療法」
若杉友子「若杉友子の野草料理教室 春」
中島デコ「望診法」
瓜生良介「快療法」
矢上裕「自力整体整食法」
「クォンタム・タッチ」
カレン・ローガン「天使は清しき家に舞い降りる」
(自然なものを使うお掃除の仕方が、素敵な名前(ママの地球モップとか)がついてて楽しいです)
早川ユミ「種まきびとのものつくり」
川口由一さんや福岡正信さんの自然農の哲学
大谷ゆみこさんのつぶつぶクッキング
寺田啓佐「発酵道」
(寺田本家の当主。本物のお酒を作っておられます。読みやすくてオススメです)
「神との対話」
「バシャール」
色々書き連ねましたが、あくまで私の体験で、誰もが同じことをして効果がある、というのではないと考えています。
直感を信じ、その瞬間を大切に、与えられていることを受け入れて、いただいた物(食べ物、情報)、命をありがたく頂戴していれば、必ずいい方向に流れていってる感じがします。
「早く」という想いから、自身を苦しめる時がありました(今もたまにあります)。種を蒔いておいて、いいイメージをして、そして待つ、ってことも大切だと学びました。そして変化していくことも。
自分の直感を信じて自分にあうと感じるコトを実践することが大切だと思いました。マクロビを楽しめるようになりたいと思っていれば、必ずそうなっていきます。想えばすぐに叶っちゃいます。マクロビが気付かせてくれたことは、ありがとうの気持ちでいただく、ということでした。気をつけていることは、ひとつであることを忘れないことです。アトピーや自分のコトだけにとらわれず、全体の中での自分の位置をとらえると、冷静に判断したり、いい流れに乗っていける気がしています。
それぞれのタイミングがあると思います。それぞれの方のペースで必要な情報や、人との出逢いが与えられてるんだと思います。
気をつけていることは、ひとつであることを忘れないことです。アトピーや自分のコトだけにとらわれず、全体の中での自分の位置をとらえると、冷静に判断したり、いい流れに乗っていける気がしています。そうやって、何かに没頭して自分を忘れる瞬間が増えてくると、気がつけば良くなってたりします。
アトピーは変革前の、肉体を通して魂からのメッセージだと思うようになりました。心の在り方、生き方を変えるチャンスの時と、1年を通して気付きました。わたしも、まだ首筋と頭の中に症状がでている状態で、ツルピカッではないです。
実践したいと思ったことは人と違っても、信じて試せばよいんだと思います。人からの親切をありがたく受け取り、自分の頑張ってる体にも「ありがとう」と声をかけ、色んなことを笑い飛ばしていけば大丈夫。
みんなが自分のペースで、共に気付きの時を楽しんでいければと思います。
(写真)
はじまりの日
2週間後(半年近く、この状態でした)
今
May 25, 2011
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