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佐用町の棚田を見てきました。冬で田んぼはお米を刈り取った後の状態ですが、それでも段々になった田んぼは幻想的で美しい。
地元の方によると、この集落は23戸、約50名の方が生活されているそうですが、その半数以上は65歳以上の高齢者。若い人は都会に出て棚田を引き継ぐ担い手が少なくなって、棚田の存続も危機だそうです。その要因にはいろんな背景がありますが、私はその一つに日本人の米離れもあるのではと思いました。
国産の安心安全なお米をしっかり食べる事は私達の体を健康にしてくれる上、日本を元気にする事だと改めて思いました。
誰もが今日から始める事のできる事。まずはお米をしっかり食べる!パンもパスタもおいしいけど、やっぱり日本人はお米。昨日のフォーラムでお話してくださった橋本宙八先生がおっしゃっていましたが、漢字でも表しているように、お米は”精”神を高める食べ物。人間は穀物を食べて脳が発達しサルから人間に進化したのだとしたら、人間が人間らしく心も体も健やかに生きるにはお米はとても重要な食べ物。やっぱり主食はお米です。ご飯=お米、Meal=穀物。
都会で精神が病んでいる人が増え続けている事と、田舎の田んぼにどんどん元気がなくなっている事がリンクしているように感じた私でした。
都会に住む私達がすぐに農村に行って農業をする事は出来なくても、しっかり作られた農作物を選んで買う事。時々田舎を訪れ、田舎の農作物を買ったり、地元のイベントに参加したりする事はだれでも気軽にできる事だと思いました。まずは知る事。そして自分が出来ることから行動する事。一人ひとりの小さな一歩が日本の大きな一歩になると信じて。。
みんなで守ろう!いのちの棚田
Mar 21, 2012
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